標高2000mで新入職員研修会 酸素飽和度を計測

2016.05.19 Thursday 18:26
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     浅間山麓スポーツ医学研究所は、5月14日(土)、小諸厚生総合病院の新入職員の研修会を、サポートしました。
     標高2000mの高峰高原に上り、トレッキングなどで楽しみ、それから、おいしい昼食を食べて交流を図ろうというものです。 でもせっかく標高2000m級まで上がるのですから、血中SPO2(酸素飽和度)を計ってみることにしました。
     病院の標高は約700m。朝8時半に集合し、ここで参加者全員、SPO2(酸素飽和度)を計測します。それから標高2000mの高峰高原ホテルにバスで移動し、直後にSPO2の計測をします。そうすると低地では98〜99%あった数値がほぼ全員が90〜95%前後まで減少します。つまりそれだけ酸素が薄いのです。しかし、しばらくするとSPO2は高地に順応して98%近くに戻ってきます。呼吸数、心拍数、心拍量などが増加し、知らないうちに順応してるわけです。この高地への適応能力を利用しトレーニングに活かそうとするのが高地トレーニングの原理だそうです。
     トレッキングをしながら10分おきにSPO2を計ってみました。スポーツをするとSPO2はやはり減少するようです。
    終わった後は高峰高原ホテルにて花豆の入ったおこわを食べて、終了しました。 
    一休みしながらSPO2(酸素飽和度)を計測する参加者
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