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高地(低酸素)トレーニングについて
東御市が開催した、三重大学 教育学部 杉田正明 教授の講演会に参加してきました。
日本には標高2000m級の高地トレーニング施設が「飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア」くらいでほかに見合当たりません。
小諸の高峰高原は、標高2000m、都心に近く、小諸厚生総合病院などの医療機関のサポートもあり、好条件がそろっています。
私が講演を聞いて、再認識したことを箇条書きにしてみます。
・長距離ランナーなどの持久力を高めるためでなく、瞬発力を高める競技にも有効である。
・2週間以内の短期滞在でも酸素運搬能力は高まる。
・3泊4日のトレーニング後、1週間前後での競技で、ベスト記録がでたデータがある。
・高地トレーニングの反応は個人差が比較的大きい
・コンディション管理には、「酸素飽和度/脈拍数」 が有効である。
・過剰な練習、体重調整などで脱水症状を起こすことがあるが、「尿比重(1.02以上は脱水)」が良い指標になる。
など、できるだけ簡単な検査で選手のコンディションを把握し、コントロールすることが大切だと感じました。
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本年の予定です。
?元々ある「湯の丸高原」につながる標高2000mの道がもう少し整備される予定です。
?「浅間2000スキー場」(標高2000m)内にクロスカントリーコースが整備される予定です。
?標高1000m付近の「天池グランド」が公認の400mグランドに整備される予定です。
?小諸市内の旅館組合が合宿、宿泊者に対応できるように連絡網を構築する予定です。
?選手のメディカルチェックがスムーズにできるように小諸厚生病院と連携し対応します。
高峰高原へ登る途中、標高1,400メートル付近には、温泉、乗馬場、オートキャンプ場、バンガロー、コテージ、テニスコートなどの施設もあり、合宿などに利用できます。
ご連絡いただければ、まだ、体制が万全ではありませんが、対応しますので、よろしくお願いいたします。
写真は昨年10月に高峰高原で開催された「スカイマラソン」の風景です。
標高2000m級のトレーニングコースが首都圏に近いところにあることなどのメリットをあげ、トライアスロンの拠点として使えそうだと、大変良い感触を得たと評価していただきました。
標高1000mには、通称「1000m道路」が小諸から軽井沢まで通り、自転車やランニングコースとしてもつかえること、その近くには、市営の天池グランドがあること。1400m付近には秘湯の宿、天狗温泉「浅間山荘」がありコテージなど自炊ができる施設もあり低コストで合宿もできるなど、多くのメリットをあげ、「使える」ことを強調していただきました。
小諸の地域としても整備しなければならないことがまだまだありそうですが、とにかく立地条件として、また、今ある施設の活用などとりあえず、スタートを切れるのではないかと自信が出てきました。
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採血、体組成、エルゴメータでの心拍数、SPO2など計測しました。
個々の数字は前回値がないので、比較できませんが、フェリチン、ヘモグロビンなど鉄の不足を指摘される選手もみられ、継続した検査の必要性を感じました。
小諸厚生病院のリハビリ室でエルゴメータでの計測風景
小諸市長もご挨拶に駆けつけてくれました。
小諸厚生総合病院の理学療法士の指導で簡単なウォーミングアップをしたあと、歩き方のレクチャーがありました。
浅間山を望む1000m道路付近を30分ほど、「歩き方」を意識しながらウォーキングをしました。
少し汗ばむ程度でしたが、乗馬を楽しむご家族ともすれ違いながら、無理のなく楽しめました。
あいにく浅間山は雲の中でしたが、夏らしい日差しの中、ウォーキングを楽しみました。
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先着約60人の皆さんが小諸市総合体育館に集合しましたが、元気な方々ばかりでした。
「正しい歩き方」の指導は当院理学療法士、「筋トレ」は体育館のトレーニング室を使用、トレーニング室にはたくさんのトレーニングマシンが揃っており、半日100円で利用できるそうです。
また、立ち幅跳び、長座体前屈、握力、立ち上がり検査などの測定をし、点数化し、自分の年齢相応の運動機能があるか確認しました。
楽しみながらの健康増進、有意義なひと時でした。
立ち上がりテストをする参加者の皆さん。けっこう きついですよ。
]]>誰も踏んでいない雪面を初めて歩く
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